2017年 ノーベル文学賞 受賞 カズオ・イシグロ(石黒一雄)
わたしたちが孤児だったころ (ハヤカワepi文庫) | カズオ・イシグロ, 入江 真佐子, 真佐子, 入江 | 英米の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon
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キーワードは「記憶」
主人公の語りのみで構成された探偵物語は、起伏に乏しいようでいて、不思議と心に残る。時間軸は一定ではなく、記憶の中をたゆたうように物語が進行する。日本とイギリス、両方の文化背景を持つ著者ならではの、独特な構成と視点が印象的だ。
主人公はケンブリッジ大学出身の名探偵、クリストファー・バンクス。彼が探偵を目指したのは、幼い頃に両親を喪い、孤児となった過去が理由だった。悪を追い詰めるという大義を胸に、誕生日に友人から贈られたチューリッヒ製の拡大鏡を手に、少年は探偵としての道を歩み始める。
やがて成長し、社交界でも名を知られる存在となったバンクスは、再び魔都・上海へと向かう。そこで彼を待ち受けていたのは、自身の過去、そして両親の失踪の真相だった。
人は時に、悪意よりも無関心に深く傷つけられる。
「わたしたちが孤児だったころ」──そのタイトルは、読後も何度も胸の中で反響し続ける
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初めて読んだのは カズオ・イシグロがノーベル文学賞を受賞する10年以上前
読み直してみた。。。
感慨深いのは 受賞の肩書か?! 自分が齢を重ねたせいか?!
感受性は変わるのかもしれない。。。