『 テルマエ・ロマエ 』 ゆるっとレビュー | 2011年 『 このマンガがすごい! 』 オトコ編 ランキング 2位 の作品 見どころ&感想

漫画

『 テルマエ・ロマエ 』 ヤマザキ マリ 全6巻 エンターブレイン 2008年 – 2013年

著者は 漫画家・文筆家・画家 大学でも講義を行っていましたね

古代ローマ時代の浴場と 現代日本の浴場をテーマにした ギャグ満載タイムスリップものです

あらすじに ネタバレあります!

ヤマザキ マリ 公式X(旧Twitter) https://x.com/THERMARI1 

2024年~ 続テルマエ・ロマエも掲載中です

2011年 『 このマンガがすごい! 』

オトコ編オンナ編
進撃の巨人1位HER
テルマエ・ロマエ2位ドントクライ、ガール
さよならもいわずに3位海月姫
ONE PIECE4位ちはやふる
鋼の錬金術師4位夏雪ランデブー
乙嫁語り6位大奥
ドリフターズ7位ウツボラ
バクマン。8位潔く柔く
アイアムアヒーロー2位君に届け
惡の華10位町でうわさの天狗の子

(あらすじ)

古代ローマの浴場設計士ルシウスが、現代日本の風呂文化へタイムスリップするという奇想天外な物語。

ルシウスは設計士としてのスランプ中に、突如として現代日本の銭湯や家庭風呂、果ては温泉地に飛ばされる。日本人たちの先進的で快適な風呂文化に衝撃を受けた彼は、そのアイデアを古代ローマに持ち帰り、次々と画期的な浴場を建設していく。

日本文化を「平たい顔族」の知恵として尊敬しつつも、ローマ人としての誇りも忘れないルシウスの奮闘は、文化の違いと共通点をユーモラスに描き出す。

風呂という普遍的なテーマを通じ、歴史と現代が交錯する独特の世界観が魅力であり、読者は笑いながらも文化の奥深さを再発見できる物語 。

(ゆるっと感想)

風呂好きにはたまらない異文化コメディ。古代ローマの設計士ルシウスが、現代日本の風呂文化にタイムスリップするという突飛だが割と有りがちな設定なのに、なぜか違和感がないのが凄い。

ルシウスが日本の風呂に感動して真剣にメモを取り、ローマに帰ってドヤ顔で応用する流れが毎回笑える。

文化ギャップに戸惑いながらも、敬意をもって吸収するルシウスの姿がなんとも愛おしい。風呂を通じて歴史や文化の違いに目を向けるという構成も面白く、読後はなんとなく銭湯に行きたくなる。

絵も細部まで丁寧で、ギャグとシリアスのバランスも絶妙。重すぎず、軽すぎず、心地よく読める一冊 。

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続テルマエ・ロマエ 公式HP https://thermaeromae.shueisha.co.jp 

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