『 坂本ですが? 』 佐野 菜見(サノ ナミ) 全4巻 KADOKAWA 2011年 – 2015年 アニメ 2016年 ゲームも『坂本ですが?秘技…フリータイムキラー』*更新は2016で止まってますが。。。
あらすじに ネタバレあります!
シュールと云うかクールと云うか何とも言えない不思議で魅惑的なギャグ作品でしたねぇ マンガの舞台である阪神電鉄とのコラボ企画『阪神電車ですが?』が行われたニュースは記憶に残るものです 残念ながら 著者は「ミギとダリ」のアニメ化直前に 36歳という若さで病死されています(合掌)
2014年 『 このマンガがすごい! 』
オトコ編 | オンナ編 | |
暗殺教室 | 1位 | さよならソルシエ |
坂本ですが? | 2位 | ときめきトゥナイト 真壁俊の事情 |
亜人 | 3位 | 月影ベイベ |
重版出来! | 4位 | 日々蝶々 |
七つの大罪 | 5位 | かくかくしかじか |
進撃の巨人 | 6位 | パレス・メイヂ |
ひきだしにテラリウム | 7位 | ぽちゃまに |
甘々と稲妻 | 8位 | 逃げるは恥だが役に立つ |
オンノジ | 9位 | おんなのいえ |
宝石の国 | 10位 | とりかえ・ばや |

亜人は映画 逃げ恥はドラマ さよならソルシエはミュージカル 等々 この年も各受賞作品は凄い人気作が多かったですね
(あらすじ)
高校一年生の坂本は、常に冷静沈着でスタイリッシュな行動を取る完璧超人の男子生徒。
クラスメイトからの嫌がらせや不良たちの挑発にも動じず、寧ろ それらを華麗にかわし、逆に周囲を魅了する存在となる。
授業中のちょっとした仕草から掃除のやり方、さらには危機的状況までもが彼の手にかかれば全てがスタイリッシュなパフォーマンスへと。時には不良グループの更生を促し、時には教師や同級生の悩みを自然な形で解決し、誰からも一目置かれる存在となる。
クラスメイトの嫉妬や陰謀さえも軽やかに受け流し、常に「クール」を体現し続ける彼の姿に、周囲の人々は次第に心を動かされていく。坂本はただの日常を舞台に、誰も真似できない圧倒的なスタイルで学園生活を駆け抜ける 。
(ゆるっと感想)
兎に角 坂本の完璧すぎる立ち回りを楽しむマンガ、細かいツッコミを入れるよりも、彼のスタイリッシュな日常を「何だこれ」と笑いながら眺めるのが正解な作品。
どんなトラブルや嫌がらせも、坂本が動けば不思議と解決し、しかも結果的に周囲までポジティブに変わってしまう展開は、現実感が薄い分だけコメディとして爽快感がある。
坂本本人が一切動揺しないので、読者側も肩の力を抜いて気軽に楽しめる空気があるし、シリアスにならない独特のテンポも心地よい。学園ギャグだけど、ちょっとしたヒーローもののような気分で読めるのも面白さの一つと感じる 。もし坂本の行動を体現出来れば と夢想するのはモブ故の羨望だろうかw
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