『 透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記 』沖田×華(オキタ バッカ) 全9巻 講談社 2013年 – 2021年
2018年『 透明なゆりかご 』 NHK総合 ドラマ化 全10回
「お別れホスピタル」の著者ですね 著者の実体験を元にした 産婦人科 での出来事をマンガにしたものです 結構 心にくるものが有りますので 中学生以下の方は それなりの覚悟を持ってお読み下さい
ペンネームの 沖田×華(オキタ バッカ)←「起きたばっか」に由来です 昔からこの手のペンネームの命名は幾つかありますねぇ 二葉亭四迷←「くたばって仕舞
え」 阿佐田哲也←「朝だ徹夜」 など 異説の有る方からご本人が言及しているものまで 伊坂幸太郎はローマ字にして逆から読むと面白いですよん
あらすじに ネタバレあります!
オトコ編 | オンナ編 | |
中間管理録トネガワ | 1位 | 金の国 水の国 |
私の少年 | 2位 | 春の呪い |
ファイアパンチ | 3位 | さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ |
パンティストッキングのような空の下 | 4位 | 深夜のダメ恋図鑑 |
ゴールデンゴールド | 5位 | 椿町ロンリープラネット |
ダンジョン飯 | 6位 | 透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記 |
3月のライオン | 7位 | 昭和元禄落語心中 |
ドリフターズ | 8位 | 僕と君の大切な話 |
兎が二匹 | 9位 | 思い、思われ、ふり、ふられ |
マンガ サ道〜マンガで読むサウナ道〜 | 10位 | 贄姫と獣の王 |
この2025年7月時点で多くの作品は完結してますが
「3月のライオン」「ドリフターズ」「ゴールデンゴールド」などは 休載だったり連載中でも遅筆な先生方だったりです 是非 完結まで頑張って頂きたいと思いまふ

『 透明なゆりかご 産婦人科医院 看護師見習い日記 』
(あらすじ)
著者であり主人公の沖田×華は、准看護学科の高校3年生の夏休み、母が勝手に応募した産婦人科医院で見習い看護師のアルバイトをすることになる。沖田が現場で見る、出産や流産、中絶など命の誕生と終わりの体験記である。新しい命の喜びと、母体や家庭の事情が生む悲しみや葛藤を目の当たりにし、沖田は生命の尊さや看護の役割を学んでいく。実体験に基づく視点で、命に向き合う現場を静かに描き切る。
(ゆるっと感想)
産婦人科での出来事を沖田×華の視点で描いた作品で、重いテーマを扱いながらも妙に肩の力が抜けた語り口が心地よい。命の誕生や喪失という現実は決して軽くはないが、沖田のちょっとズレた視点や素朴な反応が、読者の心をそっと緩めてくれる。産婦人科というと神聖で近寄りがたい場所のように感じがちだが、この漫画はその空気をやわらかくほぐし、人が生まれ、人が選び、人が生きる場として、人が死ぬ場として、等身大に見せてくれる。泣き笑いが自然と混ざる日常の断片を追いながら、命にまつわるあらゆる選択や思いに触れ、読み終える頃には生きることへの感謝と少しのあたたかさが胸に残る。
まぁ 絵の方は 素朴です。。。 死生論に近いお話もありますので 是非 一読を 例の 君たちは~ よりも親しみ易いのでは
アイキャッチはAmazon引用
私は読んでませんが 小説にも成ってます 宜しければどうぞです


